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デニーズ (日本) : ミニ英和和英辞書
デニーズ (日本)[ほん, もと]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [にち, ひ]
  1. (n-adv,n-t) sun 2. sunshine 3. day 
日本 : [にっぽん, にほん]
 【名詞】 1. Japan 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

デニーズ (日本) : ウィキペディア日本語版
デニーズ (日本)[ほん, もと]

デニーズ英称:''Denny's'')は、セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン&アイ・フードシステムズが日本国内で運営するファミリーレストランチェーンである。名称は、かつての提携先であるアメリカ合衆国の大手レストランチェーン、デニーズに由来している。但し、現在は同社との契約関係は解消されており、ブランド名だけを譲り受けた日本独自のチェーンとなっている(詳細は#沿革#年表欄参照)。
2014年現在関東地方及び中部地方を中心に展開しているが、北海道福島県宮城県〔2013年4月に「カフェデニーズ」ブランドでアリオ仙台泉に進出。〕を除く東北地方新潟県北陸地方大阪府兵庫県を除く関西地方中国地方四国地方九州地方沖縄県には全く展開しておらず、イトーヨーカ堂と同様に展開地域に非常に偏りが見られる。
== 沿革 ==
1973年株式会社イトーヨーカ堂アメリカ合衆国のレストラン大手デニーズ社と技術援助契約を結び、株式会社デニーズジャパンを設立した。
1974年、デニーズジャパンは初の店舗を神奈川県横浜市のイトーヨーカドー上大岡店1階に、ビルイン型店舗としてオープンさせた。アメリカのデニーズ社から料理全般のレシピ、調理器具類をそのまま日本に持ち込み、クラブハウスサンドイッチオムレツチリフレンチトーストなどの洋風メニューや、ステーキハンバーガーなどの本格的なアメリカンメニューも手軽に利用できる店をつくり上げた。その後は競合他社と同様、郊外型ロードサイド店舗を中心に出店を続け、1980年代のファミリーレストラン黄金期には年間20店舗前後の新店舗をオープンさせた。
創業から1980年代中頃にかけては、デニーズジャパン店舗のメニューも、アメリカのデニーズと似通ったものであった。これはアメリカのデニーズ社と結んでいた契約上、独自のアレンジを加えることが難しくなっていたためである。1984年、アメリカのデニーズ社から商標権を買い取ったことにより〔 (「沿革」の節を参照のこと)〕、デニーズジャパンは日本国内においてデニーズの商標を自由に使えることとなった。以後、同社の店舗では独自開発したメニューが中心となってゆき、現在では本家アメリカと共通するメニューは一切残されていない。特に1994年ファミール吸収以降は類、物、和風膳などの和食部門が充実し、日本人向けにアレンジした洋風料理と共にメニューの中核を形成している。
バブル景気崩壊後の1994年、イトーヨーカ堂の完全子会社である株式会社ファミールから郊外型のレストラン店舗を譲受し、デニーズ店舗への改装を施した。イトーヨーカ堂グループにおいて、ロードサイド型レストランの運営はデニーズジャパンに集約され、ファミールはイトーヨーカドー店舗内のレストランや社員食堂などのコントラクトフード事業に特化した。
2005年9月1日、デニーズジャパンはイトーヨーカ堂、セブン-イレブン・ジャパンと共同で、株式移転により持株会社株式会社セブン&アイ・ホールディングスを設立し、その完全子会社となった。
2007年1月10日、セブン&アイ・ホールディングスが株式会社セブン&アイ・フードシステムズを設立し、同年3月1日には
* デニーズジャパン
* ファミール
* ヨーク物産株式会社(イトーヨーカドー店内でファストフード店「ポッポ」を運営)
の3社が、新会社の完全子会社となった。
2007年9月1日、セブン&アイ・フードシステムズがデニーズジャパンを吸収合併した。これにより、デニーズはセブン&アイ・フードシステムズの店舗ブランドの一つとなった。
なお、セブン&アイグループの3年間の中期経営計画により、2008年度以降3年間で不採算の130店舗程度(全店舗の約2割)を閉鎖することが明らかになった。一部の閉鎖店跡にはセブン-イレブンへの転換も検討する〔「デニーズ」130店閉鎖・セブン&アイ、3年内に採算改善狙う(NIKKEI NET、2008年4月10日 9:35=JST) 〕としていたが、実際にはかなり少数に留まり、代わってユナイテッド&コレクティブブロンコビリーなど新興勢がレストランを居抜き出店する形態が見られている。
2009年9月28日、逗子市内で28年間営業してきた「デニーズ逗子店」が地主との契約満了に伴い閉店。同店は1981年7月にオープン。海岸沿いに立つ立地条件を生かした景観の良さと広い駐車スペースが売りで、地元住民らからは「逗デニ」や「逗子デニ」の愛称で長年親しまれてきた。この逗子店の場合、赤字経営による閉店ではなく、別に理由があるとされている。跡地には同年12月、コロワイドが運営する軽食喫茶「なぎさ橋珈琲」がほぼ居抜き出店のかたちでオープンした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「デニーズ (日本)」の詳細全文を読む




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